入れ歯・ブリッジ・インプラント
Treatment subuject
入れ歯・ブリッジ・インプラント
Treatment subuject
歯を失ってしまった場合、噛み合わせと咀嚼能力の回復のために人工の歯などで歯を補う治療を行います。
当院では患者様の状態に合わせて、様々な治療の選択肢を用意しています。
ブリッジとは、両隣の歯の形を整えてかけ橋(ブリッジ)のように繋がった被せ物によって失った歯を補う治療方法です。
ブリッジは固定式のため、装着感が良く、歯を失う前とほぼ同様に噛むことができます。しかし、歯のない部分にあたる被せ物の清掃がやや難しくなります。当医院では装着時にその部分のクリーニング方法についても説明させていただきます。
失った歯を補うための取り外し式の装置です。歯が一本でも残っている場合の入れ歯を部分入れ歯、すべての歯を失った場合に入れる入れ歯を総入れ歯といいます。入れ歯は保険のものと保険外(自費)のものがあります。
入れ歯の種類は豊富です。見た目の自然さや使用感の違い等、保険適用の有無も含めて様々な種類の入れ歯があります。
歯科用の樹脂であるレジンで土台(床)を作ります。
デメリット
保険外診療の入れ歯は、費用が高額になりますが見た目が自然で装着時の違和感を少なくすることが出来ます。
金属(チタン・コバルトクロムなど)で土台(床)を作ります。
デメリット
復元性が高い樹脂で作られています。
デメリット
歯科におけるインプラント治療とは、歯を失ったところの土台の骨(歯槽骨)に人工の歯根(インプラント)を埋入し、その上に歯を築造する治療法です。従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、最近ではインプラント治療を希望される患者様も増えています。日本でインプラント治療が導入されて40年が経過して安全性が確立され、今では広く普及した治療方法です。
歯は見える部分の歯冠と、骨の中から歯を支える歯根から成り立っています。歯を失うということは骨の中から支えている歯根も失ってしまうということです。「インプラントと差し歯は何が違うの?」という方も少なくありません。差し歯はまだ歯根が残っている時にその上に歯冠を築造する治療で、インプラントは歯根も失ってしまった時に行う治療です。
当院ではインプラントと口腔外科の専門医が治療を担当いたします。
インプラントの人工歯根に使われる金属のチタンは、アレルギーも少なく噛む力に耐えられる強度があります。チタンと骨が生物学的に結合するので人工歯根はしっかりと固定され、治療後は違和感がないため天然の歯と変わらないかみ合わせを再現できます。
また、残っている他の歯を削ったり装置をつけたりすることもありません。失った歯にかかっていた噛む力をインプラントが負担してくれるため、残った歯に過重がかからず守ることができます。
インプラントは治療前の検査、人工歯根の埋め込み手術、歯冠部分(人工歯根に築造する実際の歯の部分)の型取りと作成という行程で行います。人工歯根が骨と結合するまでの待ち時間に2,3か月が必要で、治療に着手してから歯を装着するまでに約4~6か月の治療期間が必要です。
全身の健康状態が良好である必要があります。抗血栓薬を飲んでいる方、糖尿病や骨粗しょう症がある方は術前に相談や検査が必要です。
また、治療予定の場所に人工歯根を埋め込めるだけの骨の厚さや高さが残っていることが必要です。骨の量が足りない場合は、合わせて人工骨などによる骨の移植手術などが必要な場合ががあります。
毎日のケアの他に歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。定期的なメンテナンスによってインプラント周囲に歯周炎と同じような症状が起きるインプラント周囲炎や骨の吸収を予防することができます。インプラント周囲炎は自然に治ることはないため歯科医院で適切な処置を受けることが必要です。炎症が進行してまった時は人工歯根を除去する必要があったり、インプラントが抜け落ちてしまうことがあります。
インプラント治療によってこれらのような問題が起きないよう、インプラント専門医による術前の正確な診断、安全な治療、そして歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。