口腔外科
Treatment subuject
口腔外科
Treatment subuject
親知らずの抜歯、歯が原因の炎症、顎骨の病気、口腔粘膜の病気、口の中の腫瘍、顎関節症などの診断と治療を行うのが口腔外科です。歯だけに関わらず、顎口腔周辺の病的状況を全般的に診察します。抜歯やできものの切除など外科的な処置はもちろん、難治性の口内炎などの口腔粘膜の疾患、神経性の疾患など内科的疾患も診療の対象です。
口腔外科では、患者様の口腔や顎の悩みや不具合を解消し、健康的に生活できる状態を整えることを目指しています。
当院では口腔外科の専門医が診断と治療を担当いたします。
親知らずは上下の歯の一番奥にある臼歯を指しますが、全部の方にあるわけではなく親知らずがない人もいます。
また、歯茎の奥に潜ったまま生えてこないこともあるため、親知らずがあるかないかはエックス線検査をしないと分かりません。
親知らずは正常に真っ直ぐ生えてかみ合わせに関与して虫歯になっていなければすぐに抜歯する必要はありません。
手前の歯にぶつかっている・90度真横に生えている・歯肉に埋もれているなどして、隣の歯が虫歯になったり歯並びに影響している、歯肉が腫れて痛んだり口が開きづらくなることがある、歯肉から膿が出ているような場合は抜歯が必要です。
抜歯は手術ですので、初診で診察してすぐ抜歯ということはあまりありません。エックス線検査や全身状態を確認して十分な説明をしてから安全に行える状態を整えて抜歯します。
奥歯のさらに奥が痛い、違和感があるという場合は早めにご相談ください。
歯周炎や虫歯が進行したり、歯の根が割れてしまったり炎症を起こした場合などに抜歯が必要です。
また、歯列矯正を行う際、並べる歯に対して顎が小さ過ぎる場合も上下の歯を抜いてバランスを整えることがあります。
それだけでなく、親知らずが斜めに生えている、他の歯を押して痛みがあるなど、悪い影響を与えると判断された場合も抜歯が必要です。
抜歯の方法やその方法はさまざまです。不安や疑問は遠慮せずご相談ください。
当院では患者様の全身状態を十分に把握したうえで快適で安全に抜歯を行うことに心掛けています。全身的な病気で通院されている方は主治医の先生に病状を照会させていただくことや安全を優先して連携する大学病院に御紹介することもあります。
顎関節症になると、口を開けるときや閉じるときに顎関節からカクンという音がする、口が開けにくくなる、開けると痛むなどの症状がでます。また、顎だけでなく肩こりや頭痛など症状が出ることもあります。
顎関節症になる原因はいろいろです。噛み合わせのアンバランス・噛み癖・ストレス・睡眠時の姿勢、日常生活の癖などが組み合わさって発症することが判っています。
顎関節症は生活習慣を変えることで症状が軽くなったり、夜間にマウスピースを装着して顎関節への負担を軽減する治療も有効です。
口が開きにくい、口の開け閉めで音がする、痛みを感じるという場合は早めにご相談ください。